森山中教習所(劇場公開 2016年7月9日)

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原作やあらすじなど、まったく知らずにこの映画を観ました。

最初はコメディーものだと思ってたんですが、(コメディー要素もありましたが)内容はいい意味で違ったものでした。

なんとなーくセンチメンタルな気持ちにさせてくれる映画です。

ハラハラドキドキ感やミステリーっぽい要素はゼロだし、ど派手なアクションもありません(一部ブルドーザーで暴れるシーンはありますが)。

どんでん返しや「え?」ってなる展開もありません。

なんとなーく静かに物語が進行していきます。

なので好き嫌いは別れるかもしれません。

でも、観終わった後にすっきり感と一緒に「観てよかったあ」と思える不思議な作品ですね。

たとえていうならプレステのゲーム『ぼくの夏休み』みたいな感じでしょうか(知らない人はごめんなさい)。


清高のさっぱりした性格ってほんと好きです。

轟木「あのさ、やっぱり怒ってる?清高くんを轢いちゃったこと」

清高「俺は。。。どーでもいいや」

みたいな(笑)

この先も清高くんは悩みとか不安とか、まーったく無関係に生きてくんだろうなあって、羨ましくなってしまいました。


こんな清高くんを演じたのは野村周平

この俳優さんを知ったのは『ちはやふる』シリーズでした。

その後、深夜枠で地上波でやっていたドラマ『電影少女』も観てました。


一方、ネクラなヤクザ役の賀来賢人は、湊かなえ原作の推理ドラマ『Nのために』で観て、かっこええなあと思った俳優さん。

このドラマで共演した榮倉奈々と結婚しましたね。

そして僕らおじさん世代にはあこがれの女優、賀来千香子は叔母なんだそうですよ。


この映画の主演二人、野村周平と賀来賢人はのちに『ちはやふる -結び-』でも共演を果たしました。



さて、この映画が公開された2016年7月。

あなたはどこで、誰と、どんな生活を送っていたのでしょうか。

僕はこの頃、もう完全に自分の暴走を止められなくなっていました。

暗黒の闇に完全に引きずり込まれていたのです。


男が身を滅ぼす4大要素って知ってます?

カネ、女、酒、ギャンブル、そしてクスリです。

僕の場合はカネと女でした。

その頃の暴走によって負ったキズはいまだに僕と家族を苦しめています。

これについてはまだ話せる心境にありません。

何年かたって余裕をもって過去を振り返ることができた時にお話しできるかもしれません。


そんな状態にあって、このような映画を観ることは、つかの間の安らぎをもたらしてくれます。

映画ってほんとにいいですよね。


■映画データ
キャスト
  • 佐藤清高 - 野村周平
  • 轟木 - 賀来賢人
  • 松田千恵子 - 岸井ゆきの
  • 本田智則 - 音尾琢真
  • 上原都紀 - 根岸季衣
  • 上原威一郎 - ダンカン
  • 上原サキ - 麻生久美子
  • 中島重臣 - 光石研
 監督 豊島圭介
 劇場公開日 2016年7月9日
 主題歌 『Friend Ship』星野源
 原作 『森山中教習所』真造圭伍

■ストーリー(ネタバレあり)
夏休みのある日、定食屋の牛丼を頬張る恋人に別れを告げ、免許を取ろうと思い立ったノーテンキな大学生の佐藤清高は、ネクラなヤクザの轟木が運転する車にひかれてしまう。
轟木が無免許運転だったため、事件抹消のために組長を乗せた車にそのまま引きずり込まれた清高が連れていかれた先は、非公認の教習所だった。
さらに、そこで清高と轟木が高校の同級生であったことが判明する。
清高は教官・サキ(麻生久美子)に恋心を抱き始め、楽しくて甘酸っぱい夏休みが平穏に過ぎいていくと思っていたが。。。!?
少年のようにフリーダムな清高と、高校を中退しヤクザの道へ足を踏み入れた轟木。
たった一度の短い夏休みがふたりの人生を変えるのか!?変えないのか!?